小児矯正をオススメする3つの理由とQ&A

小児矯正のメリットとその理由

その1

費用がおさえられます
ポイント費用がおさえられます
理由小児矯正では成人に比べて、矯正の総費用が安くおさえられます。乳歯もしくは永久歯が生え揃うまでの3~12歳のころ(一期治療:骨格矯正)にはじめると20~50万円程度ですむことが多いです。もちろん12歳~成人まで(二期治療)が必要なケースはもう少し費用がかかることもあります。

その2

成長を利用した矯正ができます
ポイント成長を利用した矯正ができます
理由歯が生え変わる時期に、歯の傾きが悪くて受け口になったままで放置すると、アゴが歯にそって成長し、顎のずれが大きくなってしまうことがあります。こうなるとアゴの手術が必要になることもあります。小児矯正をしておくと、このような手術や抜歯を避けることができる可能性があります。そしてあごの成長をバランスよく保ちキレイに仕上がります。歯並びがよくなると、食事も歯磨きもスムーズになり、むし歯にもかかりにくくなります。

その3

痛みをおさえられます
ポイント痛みをおさえられます
理由大人になってから矯正すると、子どもに比べ歯の位置が固定されているため、痛みを感じる場合が多くなります。また、成人は顎の成長はもうありませんので、歯を抜歯してスペースを作って矯正するケースがどうしても多くなります。ときには矯正しても歯が動かないこともあるほどです。小児矯正なら痛みも少なく、体にダメージの少ない矯正ができます。

お子様と親御様それぞれのご意見を尊重いたします

お子様と親御様それぞれのご意見を尊重いたします

無理に押し付けるような強引なおすすめはいたしません。

多感で繊細な時期のお子さまが、極力人目を気にすることがないように、目立ちにくい矯正治療を心がけています。

学童期の上顎(上あご)の拡大(成長のサポート)

鼻づまりやアデノイド(咽頭扁桃が肥大した状態)などによる口呼吸が不正咬合に影響していることはご存知でしょうか?

学童期児童の咬合異常の大きな原因の一つは“口呼吸”です。当院では、学童期の口呼吸の弊害を重視し、鼻呼吸がし易くなるような装置の選択をしています。狭くなった上顎の拡大(成長を促す、広げて歯並びのスペース確保、鼻呼吸の誘導)を行うことで、「鼻呼吸」がしやすくなると考えています。

審美的な改善も大事ですが、不正咬合の本質的な原因を取り除くことこそが、学童期の矯正治療において、もっとも大事なことだと考えております。鼻で楽に呼吸できることを一番に目指します。

学童期の上顎(上あご)の拡大(成長のサポート)

小児矯正でよくあるご質問と回答集

小児矯正は本当に必要?

最近の子供さんは必要なケースが増えています。もちろんお子さんの現在の歯並びによりますが、一般に小児矯正のメリットはたくさんあります。永久歯がキレイに生えてきて、アゴの成長もよくなります。むし歯は減るし、笑顔になったときの歯並びコンプレックスが解消されます。健やかな成長をサポートする上で小児矯正は役に立つと考えています。

矯正を行うタイミングは早ければ早い方がいいの?

いいえ。小児矯正のベストタイミングは、お子さんそれぞれで違ってきます。そのタイミングを見極めるために、来院してご相談いただくのは早めがよいでしょう。

矯正期間は長くなるの?

場合によりますが、成人矯正より長くなることが多いです。大人では1年~3年程度が矯正にかかります。子どもでも、一期治療だけ、二期治療だけ、一期と二期あわせて、などさまざまなパターンがありますが、トータルすると3年~5年程度が目安です。 しかし、治療期間が長いことがデメリットとはあまり考えなくてよいと思います。 小学校の時期は最も虫歯にかかりやすい時期でもあり、矯正治療を行いながら、虫歯の予防、治療を行いながら成長を見ていけることがメリットと考えています。

食事の時には気にならないの?

お子様それぞれだと思います。状況によりますが、小児矯正では「取り外し可能な矯正器具」を使うことがあります。そうでない場合も、食事の際の注意点とその後の歯磨きの指導は、念を入れて行っています。

手軽にできる矯正はあるの?

手軽にできる矯正はありません。矯正とは歯や身体に病理的な力を与え、歯並びを改善していくものです。生理的な行為ではないため、手軽にと考えることは少し危険かもしれませんね。

費用が高そうなイメージです・・・。

むしろ、大人の矯正よりは安くなる場合が一般的です。また、「噛み合わせの機能的な問題から矯正治療が必要」と診断された場合、医療費控除を受けられる可能性があります。

子供が嫌がらないか心配です・・・。

お子さんの性格にもよりますが、みんなだんだんと慣れてくるものです。でも、無理強いはせずに、歯並びが悪くて損するデメリットと、今がんばるメリットを、ストレスにならない範囲で一緒に考えてあげてくださいね。

矯正器具を指摘されることを子供が気にしそうで・・・。

多様性を認める教育方針の昨今、本来ならばそんなことは気にしないで「いいものはいい」と小児矯正を行って大人になる準備をしていただきたいとこですが、現実にはまだまだ「恥ずかしい」というお子さんが多いもの事実です。逆に、まったく気にしないお子さんもたくさんいますので、小児矯正の数ある利点をお話しして、お子さんの反応をよく観察してみましょう。 最近はフィギュアスケートの若い選手が矯正治療をされているケースをよくお見掛けしますよね!社会的に良い影響ではないかなと個人的には思っています。

矯正させることを子供にうまく説得したいのですが、何か良い方法はありませんか?

よくわかります。特に思春期のお子さんは大変ですね。小児矯正には多くのメリットがあります。しかし、子ども目線では、恥ずかしい、面倒、痛そうといった先入観などもあると思います。まずはよく話し合うことで、お子様の矯正に対する考えかたを共有し、その上で矯正を必要と考える親御さんの考えを伝えてみるのもひとつの方法ではないかと思います。今すぐやらなければ!と焦る必要はありません。お子様の成長に寄り添い、無理なく進めて(勧めて)いけることが理想ではないかと思います。

矯正を中断することはできますか?

やむを得ない場合には中断できます。引っ越しなどで転院する際などは必ず早めに教えてください。

※ 当院では矯正アドバイザースタッフとして「保田矯正塾 主宰 保田好隆先生」にご助言をいただいております。

保田好隆 先生

保田矯正塾 主宰
保田好隆 先生

著書「矯正歯科治療と オーラルハイジーン・コントロール」他多数
保田矯正塾ホームページ https://yasuda-kyousei-juku.com/

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